大学や施設名の翻訳は慎重にしよう!

こんにちは。浅野 正憲です。

産業翻訳者として活動しながら、翻訳者を育成し、様々なテーマでブログを発信しています。

 

固有名詞などの翻訳をしているの際、
どのように翻訳するのが正しいのか分からず、止まってしまうことはありませんか?

 

実際に、翻訳を行なっていて、
どのようにすべきか迷い、
時間をかけすぎてしまっている人もいるかもしれません。

 

と、言われてもあまりピンとこないかもしれませんね。

 

では、実在する企業や団体、施設名の訳をすることがあるとします。

 

そんな時、どうしますか?

浅野
思わず、そのまま訳をしてしまい、
固有の名称部分ならば、日本語から英語なら、ローマ字に、
逆に英語から日本語だと、カタカナ字にすればいいと考えがちですが、
こういうケースもあります。

 

例えば、「上智大学」ですが、
英語での正式名称は、Sophia Universityです。

 

上智とは、一般名詞のSophiaの訳語として使われているのです。
なので、Jochi Universityだと間違いです。

 

また、箱根にある「箱根彫刻の森美術館」ですが、
英語の正式名称がきちんとあり、訳をするのなら、
”The Hakone Open-Air Museum”
としないといけません。

 

逆に、The Great Britain Museumは、和訳する場合、
「大英博物館」という定訳があります。

 

外国の施設とはいえ、日本で一般に知られている、
この定訳にしないと正確ではありません。

 

尚、Museumに関しては、「博物館」と訳すこともあれば、
「美術館」と訳すことがあります。

 

Artがつけば、美術館にすべきでしょう。

 

ただ、そうでない場合もあり、
その場合は、定訳があるか探すか、
またはそのMuseumの展示内容で判断して決めるといいでしょう。

 

このように、固有名詞は単純に日本語から英語ならローマ字に、
英語から日本語ならカタカナに変換すれば良い
というものではないことを理解していただけましたか?

 

以前、固有名詞に関して文章を書いたのですが、
それでも単純作業をしてしまう方もいるかもしれないと思い、
急遽このような形で文章を書いてみました。

 

言われてみれば、簡単な確認作業ですが、
意外と忘れがちな部分でもあります。

 

単純だからこそ、忘れずに検索するということを
行なっていただければと思います。

 

あなたは単純作業などせずに、
それぞれの名詞に対して定訳などはないか、
しっかり調べ翻訳をしてくださいね!

 
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